どうも、ウィル禁ソンです。
先日、白幻のカエルレウム4章を完結させました!
やったね。
ブログでちょくちょく語りながら進めてまいりましたが、ブラッドの過去などにも触れつつ、謎を残すように構成しました。
以下ネタバレあり。
オステオンというヒロインが最終的にああなったのはブラッドによるところが大きいのかなと思います。特別な出会いだったというわけです
男でもヒロインっていいじゃん。と思ってるのですが、感想もありがたいことにいただけて、オステオンがヒロインっぽく打ち解けたのってブラッドと同じ種類の人間だったというのが大きいところだと思ってます。
そもそも、オステオンの良心がなければあそこまでブラッドも命を賭けて助けようとはしなかったと思うんですよね。
黒霧のルベルムの構想では、オステオンは女王虫に挑んで死亡する構想があります。それからブラッドは遺体を見つけて墓を作ってから、村を放置して去るという選択を考えているくらいにはシロカエって優しい世界で成り立ってるんですよね。ブラッド自体も集団主義的な部分がありながらも、特別な思いを持った人間には個人を優先させてしまうところがある、って意味を強調したら黒ルベではそうなるわけで。
イリナのお兄ちゃんはいい人だから戻る、っていうのは実は、悪い人なら呪いをかけ続けてしまうの反対語的な意味で使ってる解釈を作者はしました。
呪いのあれと夜光虫戻ってきたのは作者もご都合主義だな〜と思いながら、吸血虫がいることによって夜光虫が取れなくなった生態系になっていたのかと考えたのが1つ。
あと解呪薬は長老がそれ(オステオンを村に戻すのについて)は考えがあるって一応セリフで言わせてたりしちゃったりして。長老は何気に人格者なのでは?という作者的解釈だったりします。
最後は夜明けと孤独からの解放をかけて詩的になってるオステオンですが、ブラッドのいう通りいろいろな人がいるので、オステオンのことをよく思ってる人も思わない人もいるでしょう。でも、この物語は最後に妹のイリナと再び暮らせてハッピーエンドです。
4章を書いた時期はいろいろあって、作者の願望や理想、体験も含まれています。オステオンは”また迎えてくれてありがとうございます”って言ってますけど、うがった見方なら村の人間に対して”都合よく手のひら返しやがって”・・・と思ってしまいそうですね。元は盲目の妹の世話を見るように押し付けたのが村人達ですから。おう、ブラックな感情でてるぞ。
作者は多分オステオンさんほどできた人間ではないのでそう感じてしまうところもあるけど。。。
な訳で。
番外編も更新しました。。
mangahack.comこれに関しては4章でほっこりした気持ちをぶち落とす温度差がすごいとだけ言っておきます・・・!
4章についてやそれ以外の章も感想お待ちしてま〜す!